今回のBlogは【米国皮膚科学会に学ぶ,正しい日焼け止めの知識】についての記事
夏は終わったけれど日焼け止めは必要?どんな日焼け止めを選べばいいいの?正しい日焼け止めの知識が知りたい、、という方必見の内容となっています!
本日は、世界で最も大きな皮膚についての学会である【米国皮膚科学会(以下 AAD)】の、一般向けに公開されている記事の中から【日焼け止め】について学んだ事をシェアしていきます。
日焼け止めは一年中必要です
日焼け止めは夏だけ使用している、晴れている日だけしようしている、、、という人いませんか?
AADによると、
However, the sun emits harmful UV rays all year long. Even on cloudy days, up to 80% of UV rays can penetrate your skin. To protect your skin and reduce your risk of skin cancer, apply sunscreen every time you are outside, even on cloudy days.
翻訳☟
引用:2019 American Academy of Dermatology Association:5 COMMON SUNSCREEN MISTAKES — AND HOW TO AVOID THEM
太陽は一年中有害な紫外線を放出します。曇りの日でも、最大80%の紫外線が肌に浸透します。肌を保護し、皮膚がんのリスクを減らすために、曇りの日であっても外出するたびに日焼け止めを塗ってください。
曇りの日に日焼け止めを塗っているアメリカ人は、たったの【約20%】というデータも。紫外線対策は、一年中必要だという事です。
日焼け止めの選び方
市場にはさまざまな日焼け止めがあります。効果的に太陽から身を守るために、AADは、広域スペクトルで耐水性があり、SPFが30以上の日焼け止めを使う事を推奨しています。
聞きなれない言葉が出てきましたね!わかりやすく説明していきます!
【広域スペクトルで耐水性があり、SPFが30以上の日焼け止め】とは?
海外の日焼け止めと日本の日焼け止めは、表記や基準が少し違ったりします。
【広域スペクトル】というのは、日焼け止めが、UVA光線とUVB光線の両方の種類の有害な紫外線から肌を保護できることを意味します。
海外の日焼け止めを購入する時は、“broad spectrum” の記載があればOK
日本の製品でいうと、SPFとPAの数値をみればOK!
- SPFとは…UVBを防いでくれる指数の事【1〜50+まで】
- PAとは…UVAを防いでくれる目安の事。【最高値は++++】
つまり、日本の製品で【広域スペクトル】の商品を買うとすると、 SPF30以上でPAの+の数が多い物を選ぶという事です。
色々調べてみましたが、AADにはPAの数値については定義されていないませんでしたが、生活シーンでPAを選ぶと☟
PA分類 | 効果 |
PA+ | UV-A防御効果がある |
PA++ | UV-A防御効果がかなりある |
PA+++ | UV-A防御効果が非常にある |
PA++++ | UV-A防御効果が極めて高い |
【耐久性】アメリカなどでは、耐水性について40分以上耐久性がある物・80分以上耐久性があるものなどの表示があります。日本で購入するならば、ウォータープルーフの表示ある物を選べばOK。
管理人おすすめの日焼け止め
私は日焼け止めなどは特に、日本製の物を使う事が多いので
SPF30前後〜SPF50でPA++以上の物を生活シーンに合わせて使い分けています。
管理人の場合、かなりの確率で【ウォータープルーフ】の記載のある日焼け止めを顔に塗ると赤みや痒みが出て、使えないので基本的には下記の4つのアイテムを愛用中しています。
外出する日は一年中、SPF50・ PA++++の物を使用
(富士フイルム アスタリフト ホワイトパーフェクトUV クリアソリューション SPF50+/PA++++ )
(アクセーヌ スーパーサンシールドEXSPF50+・PA++++)
冬・外出しない日は、SPF30前後・PA++以上の物を使用
(ドクターリセラ サンカットクリーム SPF25 PA++)
(アクセーヌ マイルドサンシールドSPF28・PA++)
正しい使用量、塗り直しの必要性
AADによると、ほとんどの人は、日焼け止めの推奨量の25〜50%しか使えていないとの事。製品の推奨量を守り、屋外に行く15分前に日焼け止めを塗り、2時間ごとに塗り直す必要性があります。
塗り直しってメイクの上からどうすればいいの?って思っていましたが、こちらのスプレータイプの日焼け止めに出会ってから、ずっとこちらを愛用!
メイクの上からシュシュっと吹きかけるだけなので、とっても便利です!テクスチャーも化粧水みたいで、メイク崩れもしません。
有効期限
FDA(米国食品医薬品局)は、有効期限が切れている場合・いつ開封したか分からない日焼け止めは使用せず、新しい物を購入する必要があるとしています。
私は、オイルや化粧品と同様、開封後3ヶ月を目安に使い切るようにしています。※大きいボトルは購入せず、使いきれる大きさの物を買っていつも新しい物を使う事を意識しています。
日焼け止め以外の紫外線対策
日焼け止めは太陽の紫外線を100%遮断出来ません。紫外線を防ぐには物理的な遮断が一番です!
・日傘を差す
・つばの広い帽子をかぶる
・長袖・長ズボンなどの洋服で肌の露出を極力少なくする
・UV保護付きサングラスを着用
・できるだけ日陰を歩く
アームカバーなどもおすすめです!運転中って手の甲も結構焼けるんですよ!
まとめ
日焼け止めは、日焼け、皮膚がん、しわやシミなどの早すぎる肌の老化を防ぐのに役立つため、使用できる最も重要なスキンケア製品です。
夏以外も日焼け止め必須!!日焼け止めを正しく使用し、紫外線対策をする事が、お肌の健康・美肌に繋がる近道です。管理人も、塗り直しの大切さを再確認!!
ニキビで悩む人・シミで悩む人、、紫外線対策していますか?専用のスキンケアで一生懸命ケアしても中々よくならない人、まずは紫外線対策を見直してみてください!
参考元:2019 American Academy of Dermatology Association:5 COMMON SUNSCREEN MISTAKES — AND HOW TO AVOID THEM
コメント